思い返す

暑い。ひどい。


前のエントリーを読み返した。ツイッターの鍵は早々に開けた。気が変わるのが早すぎるのは格好悪いなあと思う。
自分が感じたことを誰とも共有したいと思わないというようなことを書いていたけど、よくよく考えると、自分の感じたことや考えを誰かに否定されるのがひどく怖いから書きたくないだけなんじゃないかと思った。
あと、人が書いた音楽や本の感想とか「好きな気持ち」が詰め込まれている文章が好きで、読むととても感動するのだけど、自分の書く文章はなんだかひとりよがりな感じがしてあまり好きではない。
否定されたくないし、自分の感受性とか文章に自信がないから書くのが怖い。

でも、自分が感動したような「好きな気持ち」がぎゅっと詰まった文章を、書いてみたいのだ。
だからブログを作った。
えっちらおっちら書いていけたらと思う。


7月のこと。
夏フェスに行った。10年前、同じ会場で行われた夏フェスでユニゾンスクエアガーデンと出会った。
思い入れがあった。そこでまたユニゾンが見れるってんで。
結果からいうと、10年の感慨みたいなものはまるでなく、ただいいライブをしたユニゾンを見たな、という気持ちだけがあった。
雨上がりの少し涼しい風によく似合うセットリストだった。
バンドが有名になると遠くに行ってしまったみたいで寂しい、という話をよく聞くけど、ユニゾンに対してそういう風に思ったことがまったくない。最初から今まで、距離を感じさせるライブをしてきていないし、バンドのスタンスも変わっていない。
ニゾンの音楽は流星群みたいに、遠くまで包み込むように広がっていくイメージがある。たぶんそれは10年前に出会ったとき、ステージから一番遠いブロックにいた私に届いた実体験からきたイメージだ。いいバンドですよね。

ただ、夏フェスにはもう行かないな、と思う。
人が多い。


ダーッと書いた。読みにくいかな……。
終わります。

ただの日記

ツイッターに鍵をかけた。
きっかけは、アフラッドオブサークルのアルバムが最高すぎて、自分が嫌になったからです。
アルバムを一通り聴いて、感想をツイッターに書いたのだけど、その時の自分の心の中に「私はこのアルバムを聴いてこんな風に思うのよ」っていう自分をアピールしたい気持ちがまったくなかったとは言い切れなかった、そしてそれが、アルバムを聴けば聴くほど恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がなくなった。耐えきれず泣きながら鍵をかけてアルバムを何回も何回も聴いた。何回聴いても最高にかっこいいアルバムだった。嬉しい。
ツイッターで書いたこと自体に嘘はないけど、嘘じゃなければ書いてもいいってことではなくて、私は音楽を自己アピールのための道具にしてしまっていなのかもという罪悪感がある。
ツイッターにそういうこと書いてる人全てがそんな狙いでやってるわけではないことは重々承知ですが、私には自分でそういうところがあったと自分を振り返って、いよいよ恥ずかしくなった次第です。

自分の超個人的な感情だけで音楽が好きなだけで、それを誰かと共有したいとあまり思わないし、もしそれを文章にしても誰のなんの役にも立たないもんだし、まあアフラッドオブサークルのアフラッドオブサークルめちゃくちゃかっこいいから聴いてみてね!あとは知らん!ってことしか言えねーですってところに納まりました。

この文章書くのも自己アピールの延長じゃね?って疑問も沸き起こりますが、ツイッターほどの検索性はなかろうし、ネットの広大な海に投げ込むことでどこかスッキリしたかったのかもしれん。穴掘って叫ぶにはご近所の目が怖いもんで。

あと、こんだけ人一人の心を揺らすアルバムすごくね?ってことだけ伝われば本望です。すごくかっこいいから!

よいお年を

もう間もなく今年も終わりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。どうも、私です。

今年は私至上初めてのとんでもない理不尽を経験する年となりました。
二十うん年、のらくら生きてこれた私でしたので、世界に生きる人たちはおそらくこんな理不尽をたくさん経験しながら、それでも日々生きているのだろうと思い本当にすごいなと思ったのでした。

とんでもなく嫌なヤツに出会ったときそこから何かを得られるなら、それは自分が本当に大事にしたいものであるとどっかの某ラジオがいっていたようないなかったような気がするのですが、それを参考に振り返りますと、「自分を良く見せるために平気で誰かを貶めても嘘をつく人」と「自分の立場にあぐらをかいてサボる人」を心の底から軽蔑する、という自分を知りました。
これを頭の片隅にそっと忍ばし、ヤバそうなヤツには近づかない努力をしようと思います。

いくつかの本を読みいくつかの映画を観、いくつかの音楽を聴きいくつかのライブに行った年でもありました。
新しく好きになった作品やアーティストもいれば、改めて好きになったアーティストもいました。
何が間違っているのか間違っていないのかなどについても考えました。答えは易くでませんが。
友人とも遊びました。自分でも首をひねることの少なくない私のような人間に付き合ってくれる友人たちはすごいと思う。

来年も素晴らしい作品やアーティストに出会えることを願い、自分自身もそれらに劣らぬ自分になれるよう精進していく所存です。
こんな自分に優しくしてくれる友人らをもっと大切にしていくことも。
あと、出会った作品について自分の感じたことをちゃんと書き残しておくことも目標の一つです。このブログを活用していければと思います。

誰しもにとって悲しい出来事ができるだけ少ない年になりますように。

紅白オープニングのHey!Say!JUMPに拍手を送りながら〆ます。
よいお年を!

よく言えば転換期

かっくりと気温が下がりすっかり秋めいてきた折、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

どうも、私です。

 

8月の末に長く務めた会社を離れました。端的にいうとクビです。

前回のブログで「許されているからここにいれている」ということを書きましたが、どうやら許されなかったようだ。

本当に口は災いをもたらすし、不機嫌な態度は職を失わせるからみんな気をつけなきゃな!

めちゃめちゃ不当解雇感あるな~とは思うけどもう抗いたくないし、抗って法的に不利な立場に追いやられるのも嫌だし(相手は金を持っている)、不機嫌は確かに良くないと納得しているので浮き沈みはあっても一旦良しです。言い訳めいていてかっこ悪いね。

 

という具合で絶賛無職期間中なので真昼間からブログを書いています。

 

通告があった時、衝撃的と言えば衝撃的だったけど、10分後くらいには「フラッドのバトルロイヤル、日帰りしなきゃと思ってたけどしなくてよくなったな…友達に会いに行こう」「佐々木さんのソロライブ…行けるな」と思って自然と口角上がったし、帰りの車では「今しかねぇだろ!!!」ってにこにこしながら“理由なき反抗(The Rebel Age)”を爆音だったので音楽好きで良かった~~~って思いました。

 

誰かに相談してもどうにもならないことがあった時、心を軽やかにしてくれたのはいつだって音楽だ。いろんな音楽を知っているわけではないけど、自分に必要な音楽はちゃんと好きになれているな、と思う。

 追記:家族や友達に話しを聞いてもらって助けられたところも大いにある。

 

あと、本当に自分に必要なものは、必要な時にちゃんと手元に転がり込んでくるな、ということに確信を持ち始めている。

 

仕事場の上の人たちのことが人間的に信用できなくなって、態度悪くしてしまうしそんな自分が嫌だったし、かといって転職となると歳もそこそこいってるし不安しかなくてすごくしんどかったときにフラッドのライブに行った。今年の6月。そこで“New Tribe”を聴いて嗚咽が出て喉詰まるくらい泣いて「あ、なんか大丈夫だ」と思えた。この曲以外でも、体の動きと感情がバッチリ合致して音楽以外大体どうでもよくなる感じを久しぶりに味わったし、総じて最高の夜だったのだ。

そこからフラッドを一気に好きになってCDもほとんどそろえたからこそ、解雇通告を受けた日に“理由なき反抗(The Rebel Age)”を聴くことができた。大いに励まされたのだ。そして「なんか大丈夫」になったのだ。

 

ヒーローが敵を倒して100%ハッピー!なんて結末は現実の世界には訪れないけど、敵を前にして勝算なくても「なんとかなるか」と笑ってられたらそれだけでそれなりに勝ちだ、きっと。そしてその戦いに加勢してくれるのが私にとっては音楽や小説や映画だったりするけど、それらが登場するときって笑けてくるぐらいタイミングばっちりだよね、って話しです。

 

フラッドは前から知ってたし、何年か前にワンマンライブいったけどそこまでなくて(I LOVE YOUはずっと好き)、今になって好きになるとはなるほど私に必要な時が今だったんだな、と思う。

6月のライブも、ユニゾンのチケットが当たらなさすぎて辛すぎて「ユニゾンのライブばっかり楽しみにしてるからこんな気持ちになるんだ、他にもライブが楽しみになるバンドをつくろう…」と思って行ったライブだったから結果的にユニゾンサンキューです。チケットご用意してくれなかったユニシティにもサンキューです。本当に。

 

 

とまあいろいろ書きましたが要は暇なんです。

煙草は吸い過ぎるし麺類は食べ過ぎるし人間はかくも堕落できるのかという絶望の狭間でこれを書いています。肩バッキバキ。

 

落ちもないけどこれにて。

 

www.youtube.com

 

 

 

許されながら生きている実感

この間電話口でお客さんに怒られて泣いてしまった。怒られ慣れていなかったこと、そんな自分が情けなかったこと、先輩たちのフォローが優しかったこと嬉しかったこと、自分にできることがまだあったのにそれをしなかったことそれに対する悔しさ、いろんな感情が一気に襲来してきた。その中でも一番ハッとしたのは、「自分はみんなに許されてここに居れている」と気づいたことだった。

しょっちゅう生意気な口を聞くし適当にサボったり偉そうなことを口走ったりするけど、それでもおしゃべりしてくれたり一緒に笑ってくれたり、一緒にいれるのは何かしら許されている、から。

米津さんのブログに書いてあったな、そうかこういうことか、とやっと実感することができた。
そしてそれはかけがえのない感情の経験だった。忘れないようにしなきゃな。

CDを買う理由

なんで私はCDを買うのだろうか。

CDなんて場所を取るし、買ったらすぐパソコンにインポートしてiPodで聴くし、歌詞カードほとんど見ないし。

DVDがついてくるから?初回盤にはボーナスCDがついてくるから?

いやたぶんそれでなくてもCDを買ってしまう。

 

それはたぶんCDを買うことに伴った思い出によるところが大きい。

 

初めてCDを買った時の「特別なものを手にした」感とか、初めて予約して発売日に買った時の「特別な行為」感、カップリング曲で今まで聴いたことのない曲調の曲を聴いた時の「新たな一面見つけてしまった」感、好きなバンドのアルバム1曲目のイントロが始まったときの「期待と不安」感。

大まかにまとめると「ワクワク」感で、それがとても好きなのだ。

 

たぶん配信も利用しようと思えばよゆうでできるけど、

私はまだCDを買ってワクワクしてたい。

 

明日は予約しているCDを買いにいく。ワクワクしながら。

はじめまして

ブログを始めまして。

書こうとしていることは、好きなものや、聴いたこと読んだこと、考えたことなどです。

 

私は今まで、間違った考え方しかできない人間なんだと思い込んで生きてきたけど、最近は別にそうでもないかもしれない、私は私の見たもの聴いたものに対して抱いた自分の感情をもっと信じてやってもいいのかもしれない、と思えるようになってきたので、そういったものを整理するための場としてこのブログを設けました。

そしてそれらを一意見として人の目に晒したいと思ったので一般公開にしております。

 

気軽に見ていっていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。