よく言えば転換期

かっくりと気温が下がりすっかり秋めいてきた折、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

どうも、私です。

 

8月の末に長く務めた会社を離れました。端的にいうとクビです。

前回のブログで「許されているからここにいれている」ということを書きましたが、どうやら許されなかったようだ。

本当に口は災いをもたらすし、不機嫌な態度は職を失わせるからみんな気をつけなきゃな!

めちゃめちゃ不当解雇感あるな~とは思うけどもう抗いたくないし、抗って法的に不利な立場に追いやられるのも嫌だし(相手は金を持っている)、不機嫌は確かに良くないと納得しているので浮き沈みはあっても一旦良しです。言い訳めいていてかっこ悪いね。

 

という具合で絶賛無職期間中なので真昼間からブログを書いています。

 

通告があった時、衝撃的と言えば衝撃的だったけど、10分後くらいには「フラッドのバトルロイヤル、日帰りしなきゃと思ってたけどしなくてよくなったな…友達に会いに行こう」「佐々木さんのソロライブ…行けるな」と思って自然と口角上がったし、帰りの車では「今しかねぇだろ!!!」ってにこにこしながら“理由なき反抗(The Rebel Age)”を爆音だったので音楽好きで良かった~~~って思いました。

 

誰かに相談してもどうにもならないことがあった時、心を軽やかにしてくれたのはいつだって音楽だ。いろんな音楽を知っているわけではないけど、自分に必要な音楽はちゃんと好きになれているな、と思う。

 追記:家族や友達に話しを聞いてもらって助けられたところも大いにある。

 

あと、本当に自分に必要なものは、必要な時にちゃんと手元に転がり込んでくるな、ということに確信を持ち始めている。

 

仕事場の上の人たちのことが人間的に信用できなくなって、態度悪くしてしまうしそんな自分が嫌だったし、かといって転職となると歳もそこそこいってるし不安しかなくてすごくしんどかったときにフラッドのライブに行った。今年の6月。そこで“New Tribe”を聴いて嗚咽が出て喉詰まるくらい泣いて「あ、なんか大丈夫だ」と思えた。この曲以外でも、体の動きと感情がバッチリ合致して音楽以外大体どうでもよくなる感じを久しぶりに味わったし、総じて最高の夜だったのだ。

そこからフラッドを一気に好きになってCDもほとんどそろえたからこそ、解雇通告を受けた日に“理由なき反抗(The Rebel Age)”を聴くことができた。大いに励まされたのだ。そして「なんか大丈夫」になったのだ。

 

ヒーローが敵を倒して100%ハッピー!なんて結末は現実の世界には訪れないけど、敵を前にして勝算なくても「なんとかなるか」と笑ってられたらそれだけでそれなりに勝ちだ、きっと。そしてその戦いに加勢してくれるのが私にとっては音楽や小説や映画だったりするけど、それらが登場するときって笑けてくるぐらいタイミングばっちりだよね、って話しです。

 

フラッドは前から知ってたし、何年か前にワンマンライブいったけどそこまでなくて(I LOVE YOUはずっと好き)、今になって好きになるとはなるほど私に必要な時が今だったんだな、と思う。

6月のライブも、ユニゾンのチケットが当たらなさすぎて辛すぎて「ユニゾンのライブばっかり楽しみにしてるからこんな気持ちになるんだ、他にもライブが楽しみになるバンドをつくろう…」と思って行ったライブだったから結果的にユニゾンサンキューです。チケットご用意してくれなかったユニシティにもサンキューです。本当に。

 

 

とまあいろいろ書きましたが要は暇なんです。

煙草は吸い過ぎるし麺類は食べ過ぎるし人間はかくも堕落できるのかという絶望の狭間でこれを書いています。肩バッキバキ。

 

落ちもないけどこれにて。

 

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